2年半ぶりの更新です。あまりに久しぶりすぎて新鮮です。この気持ちを忘れずに適度に頑張ります(笑)
2年半前の最終記事は寝台列車に乗ったという話でした。
そうそう、意外と快適でした。
寝台列車ではスーツケースの盗難に気をつけろ、となんかの本に書いてあったので多少不安でしたが、心配だったのも最初だけで、下の二人はとても紳士だったので、そんなことも忘れすっかり寝入ってしまいました。
で。到着したのは早朝のバラナシ(ワーラナーシー)駅。
タージマハルのアーグラから電車で約11時間。
そういえばインドでは将来、日本が誇る新幹線技術を導入し高速鉄道を建設するとか。
日本でも同じだが、新幹線が通ると、在来線、特に味のある寝台列車がなくなっていくのは寂しい気もする。
一仕事を終え静かに休む寝台列車。
歩いているとつかつかと寄ってきて荷物を持つよ、というおじさん。
我々に帯同した地元ガイドはこういう労力をよく買う。
仕事をしてもらい、お金を払うことでお互いが助け合っているようにも見えた。
我々旅行者だけだど怪しくてお願いできない。
にしても二つは重いだろうに。
首が縮むよ。
見えてきました本日の目的地、聖なるガンジス。
川べりは出店と巡礼者でごった返す。
きっと毎日祭りみたいに賑やかなんだろうな。
インド旅行の最重要目的地の一つ、ガンジス川に到着。
これでも人は少ない方だそう。
ヒンドゥー教の聖地であるバラナシはインド国中はおろか、海外からも多くの巡礼者が訪れるとか。
水葬のため遺体が流されたりというのも頻繁にあるそうで、衛生面もあまりよくないらしいので、免疫のない外国人は沐浴をしない方がいいのだとか。
水道水はもちろん、生野菜や氷も外国人はダメだと言われたので、川なんか入ったらすぐやられるんだろうなぁ。
ともあれ、一生のうちに見てみたい場所の一つだったので、大きな達成感と実際にそこにいるゾクゾク感とでしばらく目が離せなかった。